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比へ巡視船の追加供与に意欲 公明代表、沿岸警備隊を視察

 フィリピン沿岸警備隊の巡視船前で記念撮影する公明党の山口代表(前列中央)ら=17日、マニラ(共同)
 フィリピン沿岸警備隊の巡視船前で記念撮影する公明党の山口代表(前列中央)ら=17日、マニラ(共同)
 【マニラ共同】公明党の山口那津男代表は17日、訪問先のフィリピンの首都マニラで沿岸警備隊本部を視察した。フィリピンは、南シナ海で中国と領有権を争っており、警備隊は海上で取り締まりに当たる最前線の組織。隊員から中国海警局による威圧行為について説明を受けた山口氏は、フィリピンへの大型巡視船の追加供与に意欲を示した。

 日本政府はこれまでに全長約97メートルの大型巡視船2隻をフィリピンに供与しているが、山口氏は警備隊員に「さらに必要なものを供給できるように協力したい」と強調。中国を念頭に「力で押してくる相手もいるが、何が大切か国際社会に示していくための協力を惜しまない」と伝えた。

(2023年08月17日 20時39分 更新)

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