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日本産食品の輸入規制2カ国撤廃 スイス、リヒテンシュタイン

 農林水産省
 農林水産省
 スイスとリヒテンシュタインは15日、2011年の東京電力福島第1原発事故後から日本産食品に課してきた輸入規制を撤廃した。日本の農林水産省が発表した。今月3日に撤廃した欧州連合(EU)と同様、福島県など10県の一部食品を対象に求めてきた放射性物質の検査証明書の添付義務をなくす。これで輸入規制を維持するのは中国や韓国など7カ国・地域となる。

 検査証明書が不要となるのは、福島、岩手、宮城、山形、茨城、群馬、新潟、山梨、長野、静岡の各県。一部の水産物や山菜類などを規制対象にしていた。

 ノルウェー、アイスランドと合わせ、欧州自由貿易連合(EFTA)に加盟する4カ国全てが撤廃に至った。

(2023年08月15日 11時16分 更新)

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