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豪雨災害14年、遺族ら献花 兵庫・佐用町、20人死亡

 豪雨災害から14年となり、黙とうする遺族や町関係者=9日午前、兵庫県佐用町
 豪雨災害から14年となり、黙とうする遺族や町関係者=9日午前、兵庫県佐用町
 豪雨災害から14年となり、献花台が設けられた「復興ひろば」=9日午前、兵庫県佐用町
 豪雨災害から14年となり、献花台が設けられた「復興ひろば」=9日午前、兵庫県佐用町
 兵庫県佐用町で2009年に20人が死亡した豪雨災害から14年となった9日、復興や風化防止を願い、犠牲者の名が刻まれたモニュメントがある町内の「復興ひろば」に献花台が設けられ、遺族や町関係者ら約50人が追悼の献花をした。

 豪雨で兄と義理の姉、おいとめいの4人を亡くした同県伊丹市の会社員(50)は「おいとめいは生きていたら大学生と高校生。元気に過ごしていたのだろうと思うとつらい。風化してほしくないとの思いで献花した」と話した。

 豪雨災害は09年8月9~10日、台風9号の接近により発生。川が氾濫し、増水した用水路に流されるなどした小中高生を含む20人が亡くなった。

(2023年08月09日 10時20分 更新)

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