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練習中ボクシング部員に入院けが 作新学院高、元プロOBがコーチ

 作新学院高(宇都宮市)のボクシング部で昨年9月下旬、外部の男性コーチが実戦形式の練習「スパーリング」で、数日間入院するけがを部員に負わせていたことが7日、学校側への取材で分かった。男性は今年5月、学校側の提案を受けてコーチを外れた。

 学校側によると、男性はボクシング部OBの元プロで、ボランティアでコーチをしていた。練習で倒れた部員の下腹部に男性の膝が当たったといい、学校側はスパーリングの相手をしないよう口頭で注意した。

 今春にも複数の部員から「練習がハードで心配だ」との申し出があったため、練習方法を見直す必要があると判断し、コーチを外れるよう提案した。

(2023年08月07日 12時41分 更新)

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