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東証、午前終値は3万2130円 売り買い交錯

 4日午前の東京株式市場の日経平均株価は、売り買いが交錯する展開となった。前日までに計1300円超下げたため割安になった銘柄を買い戻す動きが出た一方で、前日の米株安が響いて約3週間ぶりに3万2000円を割り込む場面もあった。

 午前終値は前日終値比28円34銭安の3万2130円94銭。東証株価指数(TOPIX)は0・99ポイント安の2267・36。

 取引開始直後は200円超下げた。米長期国債の格下げの影響から、前日の米国市場でダウ工業株30種平均とナスダック総合指数がそろって下落した流れを引き継いだ。

 売り一巡後は方向感を欠いた。割安感が出た銘柄を個別に物色する動きもあった。

(2023年08月04日 11時55分 更新)

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