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福山市補助金 42世帯に二重交付 省エネ家電支援事業 担当者が誤り

福山市役所
福山市役所
 福山市は1日、省エネ家電への買い換え支援事業で、既に補助金を交付した42世帯に計202万円を誤って再び交付していたと発表した。

 二重交付があったのは、いずれも5月1~10日に申請した世帯。7月10日に家電の購入額に応じて3万円か5万円を交付したが、同31日にも同額を振り込んだ。同日、申請者からの連絡で発覚した。

 市によると、システムに申請者のデータを入力し、交付手続きが完了すると消去して次のデータを入力する仕組みだったが、担当者が一部を消し忘れたため、二重に手続きをしていたという。

 市は対象世帯に電話で謝罪。今後、納付書を送付し補助金の返還を求める。藤井伸哉環境部長は「市民の信用を失墜させる行為。深く反省し入力のダブルチェックや交付額の確認を徹底する」と陳謝した。

(2023年08月01日 20時55分 更新)

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