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米国、新たな暑さ対策に労働安全 天気予報改善、貯水設備増強も

 米西部カリフォルニア州デスバレーに立てられた、異常な高温への注意喚起をする看板=11日(AP=共同)
 米西部カリフォルニア州デスバレーに立てられた、異常な高温への注意喚起をする看板=11日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米バイデン政権は27日、米国で続く猛暑への新たな対策を発表した。農業や建設などの労働者を守るため警報を出し、雇用者への指導を強化、安全策を徹底する。天気予報の精度を高め、干ばつ対応のため貯水設備も増強する。

 バイデン氏はホワイトハウスで演説し「原野火災の煙は何千マイルもたなびき、記録的高温は1億人の国民に影響している。マイアミ沖の海に入れば風呂のようだ」と語り「気候変動の影響は、もはや誰も否定できない」と強調。気候変動対策の大規模投資に反対した野党・共和党を批判した。

 米国では一部地域で気温が50度を超えた。暑さに関連した国内の死者は年600人以上に上る。

(2023年07月28日 11時47分 更新)

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