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国産のコロナワクチン審議へ 塩野義と第一三共、31日に

 厚生労働省
 厚生労働省
 厚生労働省は28日、塩野義製薬(大阪市)と、第一三共(東京都)がそれぞれ開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売の承認可否を、31日の専門部会で審議すると発表した。承認が決まれば、国内企業が開発した新型コロナワクチンでは初となるが、結論が出ない可能性もある。

 審議されるのは従来株に対応したもの。塩野義製薬は昨年11月に、第一三共は今年1月に厚労省に製造販売を申請したと発表していた。

 塩野義製薬が開発したのはウイルスのタンパク質の一部を人工的に作った「組み換えタンパクワクチン」。第一三共は米ファイザーや米モデルナと同じ「メッセンジャーRNAワクチン」で、仕組みが異なる。

(2023年07月28日 11時41分 更新)

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