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関電高浜1号機、28日に再稼働 国内最も古い運転開始48年

 再稼働させる関西電力高浜原発1号機。左は2号機=6月、福井県高浜町
 再稼働させる関西電力高浜原発1号機。左は2号機=6月、福井県高浜町
 関西電力は、営業運転開始から48年がたち国内で最も古い高浜原発1号機(福井県高浜町)を28日午後、再稼働させる。2011年1月に定期検査入りして以降、停止しており、運転は約12年ぶり。今年5月には60年を超える運転を可能とする法律が成立し、将来的には高浜1号機が国内初の60年超運転となる可能性もある。

 高浜2号機も9月中旬に再稼働する見通しで、1、2号機が動けば、廃炉中を除いた関電の全原発が稼働し、7基態勢となる。

 関電によると、27日に核分裂を抑える制御棒の機能を検査。28日午後に制御棒を引き抜いて原子炉を起動させる。

(2023年07月27日 18時20分 更新)

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