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ロシア、船舶航行妨害を準備か 黒海艦隊の配置態勢変更と英

 ウクライナ南部オデッサ州で、ロシアのミサイル攻撃で破壊された穀物倉庫=21日(ロイター=共同)
 ウクライナ南部オデッサ州で、ロシアのミサイル攻撃で破壊された穀物倉庫=21日(ロイター=共同)
 【キーウ共同】英国防省は26日、ウクライナ産穀物輸出合意を離脱したロシアの黒海艦隊がウクライナ封鎖の準備として、艦船の配置態勢を変更したとする分析を発表した。ロシア哨戒艇が、ウクライナに向かう民間船舶の航行を妨害する任務に就く「現実的な可能性がある」とした。

 ロシアは7月、ウクライナの港に向かう全船舶が軍事関連物資を積んでいると見なすと表明した。ウクライナも同様の対抗措置を取ると宣言。ロシアは合意離脱以降、穀物積み出し港があるオデッサなどへの攻撃を強めており、黒海周辺の緊張が高まっている。

(2023年07月26日 21時37分 更新)

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