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国内最大級のアンモナイト化石 直径1・2m超、東北大が公開

 東北大総合学術博物館で展示されている国内最大級のアンモナイト化石=26日午前
 東北大総合学術博物館で展示されている国内最大級のアンモナイト化石=26日午前
 東北大総合学術博物館(仙台市青葉区)は、直径1・2メートルを超える国内最大級のアンモナイト化石の一般公開を始めた。1メートル超もの巨大なアンモナイトは学術的にも貴重。渦巻きのような模様を持つ迫力ある姿を、間近で見ることができる。

 年代は約1億3600万年前の前期白亜紀と推定される。1967年、宮城県気仙沼市大島の海岸の地層で高校生が発見。東京の博物館などで保管後、2001年に発掘グループへ返還されたが、「一般に広く公開してほしい」として昨年、東北大に寄贈された。

 化石は常設展示。博物館は午前10時から午後4時まで、入館料は大人150円、小中学生80円。

(2023年07月26日 18時21分 更新)

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