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高温ガス炉の開発に三菱重工 経産省、中核企業に選定

 経済産業省は26日までに、次世代型原発と位置付ける高温ガス炉について、実用規模で経済性の見通しを得ることを目指す実証炉の開発で中核となる企業に、三菱重工業を選定した。実証炉の基本設計や将来的な製造、建設を担う。

 日本原子力研究開発機構の高温ガス炉「高温工学試験研究炉」(HTTR、茨城県)の建設で幹事会社を務めた実績があり、開発体制の構築で効率的、継続的な取り組みが期待できると評価した。

 経産省が3月に公募し、応募したのは三菱重工のみで、審査を経て7月25日に選定した。

 三菱重工は高速炉の実証炉開発でも、中核企業に選ばれている。

(2023年07月26日 16時45分 更新)

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