山陽新聞デジタル|さんデジ

国交省がビッグモーターから聴取 新社長「業界全体の信用を失墜」

 国交省の聴取後、取材に応じるビッグモーターの和泉伸二社長(左)と石橋光国副社長=26日午後、東京・霞が関
 国交省の聴取後、取材に応じるビッグモーターの和泉伸二社長(左)と石橋光国副社長=26日午後、東京・霞が関
 国交省のヒアリングに臨むビッグモーターの和泉伸二社長(奥右から2人目)ら=26日午後、東京・霞が関
 国交省のヒアリングに臨むビッグモーターの和泉伸二社長(奥右から2人目)ら=26日午後、東京・霞が関
 国交省に向かうビッグモーターの和泉伸二社長=26日午後、東京・霞が関
 国交省に向かうビッグモーターの和泉伸二社長=26日午後、東京・霞が関
 中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、国土交通省は26日、同社の和泉伸二社長(同日付で就任)ら幹部を聴取した。終了後、和泉社長は報道陣に「業界全体の信用を失墜させた。重く受け止めている」とし、再発防止に努めると述べた。聴取の内容については「控える」とした。

 聴取は非公開で、午後1時から約2時間実施。和泉氏は冒頭「大変お騒がせしており、誠に申し訳ありません」と一礼した。石橋光国副社長や管理、板金部門の幹部らも出席。外部弁護士による調査報告書の内容を中心に、道路運送車両法違反の疑いがないかという観点で行われた。

 終了後の取材に和泉氏は、聴取の中で国交省側からの理解は得られた感触があると強調。ただ、出席した幹部はいずれも不正を事前に把握していなかったとした。これまで行政指導や処分を受けた店舗があり、他でも同様の違反がある可能性があるとし「必要なら第三者の調査委員会を立ち上げて確認したい」と述べた。

(2023年07月26日 21時00分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ