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古川飛行士「とても楽しみだ」 8月17日に宇宙基地へ出発

 ジョンソン宇宙センターで記者会見する古川聡飛行士=25日(NASAテレビから・共同)
 ジョンソン宇宙センターで記者会見する古川聡飛行士=25日(NASAテレビから・共同)
 【ワシントン共同】国際宇宙ステーション(ISS)への出発を控え、古川聡飛行士(59)が25日、同行の飛行士らと米テキサス州のジョンソン宇宙センターで記者会見した。長期の宇宙滞在でさまざまな臓器にどんな影響が生じるかを調べる研究の被験者にもなる予定で「将来、月や火星、その先へと向かうための準備となる。とても楽しみだ」と語った。

 NASAの発表によれば古川さんと米欧、ロシアの飛行士計4人は8月17日朝、フロリダ州から宇宙船クルードラゴンで出発する。滞在は約半年間の予定で、古川さんは2011年以来2回目の宇宙飛行となる。宇宙では高品質なタンパク質の結晶を作る実験などを手がける。

(2023年07月26日 08時41分 更新)

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