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G7広島の芳名帳を一般公開 「核なき世界」実現を醸成

 広島国際会議場で始まったG7広島サミットの回想展=25日午前、広島市
 広島国際会議場で始まったG7広島サミットの回想展=25日午前、広島市
 5月に開かれたG7広島サミットで、首脳らが原爆資料館の視察後に記した芳名帳や、バイデン米大統領が持参した折り鶴などの一般公開が25日、資料館に隣接する広島国際会議場で始まった。8月末までで入場無料。

 地下2階の会場では、サミットで実際に使用された円卓や国名プレート、写真パネルなど計約60点を公開。首脳が座った椅子に座り、写真撮影もできる。芳名帳は招待国首脳やウクライナのゼレンスキー大統領を含む計18枚が展示され、実物は8月7日まで、その後はレプリカに差し替える。

 バイデン氏は芳名帳に「世界から核兵器を最終的かつ永久になくせる日に向けて共に進もう。信念を貫こう」とつづった。

(2023年07月25日 11時21分 更新)

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