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BPO審理求めた遺族、救済認定 コロナワクチン接種後に死亡

 大阪府庁で記者会見する河野俊弘さんの妻明樹子さん(中央)ら=24日午後
 大阪府庁で記者会見する河野俊弘さんの妻明樹子さん(中央)ら=24日午後
 新型コロナウイルスワクチン接種後に親族が死亡した遺族らでつくる「つなぐ会」が24日、大阪府庁で記者会見し、2021年に死亡した大阪市の河野俊弘さん=当時(55)=について、国による予防接種健康被害救済制度の申請が認められ、死亡一時金の支給が決まったと明らかにした。

 妻明樹子さん(59)は、NHKの「ニュースウオッチ9」で、俊弘さんの死亡原因がワクチンではなくコロナ感染であったかのような放送をされたとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審理を申し立てている。

 明樹子さんによると、俊弘さんは21年6月29日、1回目のワクチンを接種。2日後、虚血性心疾患で亡くなった。

(2023年07月24日 19時06分 更新)

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