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厚労相、マイナ保険証の利用体験 問題多発、利便性を強調

 「顔認証付きカードリーダー」で本人確認する加藤厚労相=24日午後、川崎市
 「顔認証付きカードリーダー」で本人確認する加藤厚労相=24日午後、川崎市
 加藤勝信厚生労働相は24日、川崎市の診療所を視察し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用を体験した。トラブルが相次ぐ中、過去の医療情報に基づく適切な治療や、事務コスト削減などにつながる利便性を強調する狙いがあるとみられる。

 加藤氏は、診療所に置かれた「顔認証付きカードリーダー」に自身のカードをかざし、本人確認を実施。診療所の医師や患者と意見交換し、マイナ保険証を活用することで、手続きの簡素化や待ち時間短縮が可能になったとの説明を受けた。

 加藤氏は報道陣の取材に対し「(マイナ保険証を)使ってもらえるよう、まずは信頼をしっかり取り戻すべく努力したい」と述べた。

(2023年07月24日 19時35分 更新)

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