山陽新聞デジタル|さんデジ

自民、福岡10区も分裂の公算 公募落選の市議、出馬意欲

 次期衆院選福岡10区の支部長候補の選考結果を発表する、自民党福岡県連の原口剣生会長=24日午後、福岡市
 次期衆院選福岡10区の支部長候補の選考結果を発表する、自民党福岡県連の原口剣生会長=24日午後、福岡市
 自民党福岡県連は24日、公募している次期衆院選福岡10区の支部長候補に関し、面接審査で県議ら4人に絞り込んだ。北九州市議の大石仁人氏(38)は選ばれなかったものの、無所属でも出馬する意向を改めて表明。保守分裂の公算が大きくなった。県連幹部は「他党を利するだけ」と対応に苦慮している。

 面接審査を通過したのは県議の吉村悠氏(37)、北九州市議の佐藤栄作氏(40)、元参院議員の嶋田智哉子氏(60)、大学講師の藤岡福資郎氏(43)。支部の党員投票を実施し、8月に支部長候補を決める予定。

 県連は、大石氏を選ばなかった理由について、無所属での立候補を否定しなかったためと説明している。

(2023年07月24日 19時01分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ