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核廃絶、世界平和訴え岡山で行進 日本山妙法寺 僧侶ら12人

核兵器廃絶を訴えながら岡山市中心部を行進する僧侶ら
核兵器廃絶を訴えながら岡山市中心部を行進する僧侶ら
 世界平和を祈りながら、岡山、広島、長崎県内などを歩く日本山妙法寺(東京)の平和行進団が24日、岡山市中心部を巡り、ウクライナ侵攻を進め、核の威嚇を繰り返すロシアを非難し、即時撤退や核兵器廃絶を訴えた。

 僧侶ら12人がJR岡山駅を出発。表町商店街を経由し大元駅までの約8キロを「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」と書かれた横断幕を手に練り歩いた。団長の武田隆雄さん(70)=東京=は「ロシアに核兵器を使用させてはならない。世界唯一の被爆国として訴え続けたい」と話した。

 平和行進は1958年から毎年この時期に実施。一行は17日に東京都内を巡り、22日から岡山県内での行進をスタート。倉敷、笠岡市などを経て28日に福山市に入る予定。8月6日に広島市、9日に長崎市の平和式典に参列する。

(2023年07月24日 12時35分 更新)

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