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レジオネラ、40代女性死亡 宮城の病院、死者2人に

 宮城県大崎市の永仁会病院で起きたレジオネラ症の集団発生で、重症だった40代女性が死亡したことが21日、県への取材で分かった。集団発生での死者は、1日に死亡した80代男性を含めて計2人となった。

 県によると、レジオネラ症を発症したのは患者6人で、いずれも通院や入院のため6月下旬~7月中旬に病院を利用。女性はその後、別の病院で治療を受けていたが、20日に死亡が確認された。疾患の有無や直接の死因は明らかにしていない。残りの4人は快方に向かっている。

 県などによると、空調設備の2基の冷却塔内から、一般的なケースで清掃が必要になる目安の、それぞれ68万倍と97万倍の菌が検出された。

(2023年07月21日 16時52分 更新)

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