山陽新聞デジタル|さんデジ

ドローン操縦者が重傷事故、大分 国交省、調査官を初指名

 国土交通省は19日、大分県九重町で14日に訓練飛行中のドローンが、近くの電柱に接触、操縦者が右手の骨を折る重傷を負ったと発表した。同省は無人航空機の事故に認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名した。ドローン事故で調査官が指名されるのは初めて。

 国交省によると、2022年12月施行の改正航空法でドローンの事故は国交相への報告義務が課されている。これまで負傷して重大インシデントになったケースはあったが、重傷を負って事故と認定されたのは初。

 地元消防や同社によると、操縦者は男性で、操作中に距離を見誤り、ドローンを電柱に接触させた。

(2023年07月19日 20時00分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ