岡山県内の博物館や森林公園など１８施設を巡るスタンプラリーが行われている。自然科学に関心を持ってもらおうと、倉敷市立自然史博物館（同市中央）などが関連施設に呼びかけ初めて開催。オリジナルポストカードをはじめとした景品も用意し、施設の周遊を促す。１２月３１日まで。

　笠岡市立カブトガニ博物館（同市）、県立森林公園（鏡野町）、操山公園里山センター（岡山市）など７市４町の施設が参加。対象施設を訪ねると、専用の台紙にスタンプを押してもらえる。景品はスタンプを３個集めるごとに贈られ、ストラップや缶バッジなどもある。

　今年開館４０周年を迎える倉敷市立自然史博物館と、６０周年のつやま自然のふしぎ館（津山市）が、周年事業の一環で連携して企画。両施設を含め、本年度中に節目の年を迎える７施設はクイズラリーも同時開催している。

　台紙は各施設で受け取るか、「おかやまけんしぜんかがくスタンプラリー」の特設ページからダウンロードする。

　同博物館は「植物や昆虫、化石など施設の特色はさまざま。新しい出合いや発見につながるきっかけになれば」としている。

　問い合わせは同博物館（０８６―４２５―６０３７）。

　他の参加施設は以下の通り。（クイズラリー対象施設はク）

　【岡山市】池田動物園（ク）、岡山市環境学習センター「めだかの学校」、岡山理科大恐竜学博物館、環境学習プラザ「アスエコ」【倉敷市】倉敷昆虫館【玉野市】渋川動物公園（ク）、渋川マリン水族館【高梁市】高梁市成羽美術館（ク）【真庭市】津黒いきものふれあいの里、はんざきセンター【和気町】岡山県自然保護センター【奈義町】なぎビカリアミュージアム（ク）【美咲町】柵原鉱山資料館（ク）