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やまゆり園、2人の名刻む 新たに献花台へ、相模原

 神奈川県は18日、知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の殺傷事件で亡くなった入所者19人のうち、新たに遺族が同意した男女計2人の名前を園内の献花台に刻んだ。名前が刻まれたのは計10人となった。

 県によると、2人の遺族は名前が報じられることを望んでいない。献花台は園内の交流広場にあり、鎮魂の碑などと合わせて「鎮魂のモニュメント」を構成。誰でも訪れることができる。

 黒岩祐治知事は14日の記者会見で「当初、遺族の皆さまは氏名の公表を控えてほしいとの意向だったが、今回で半分を超える方が名前を刻むに至り、感慨深い」と話した。

 事件は2016年7月26日に発生した。

(2023年07月18日 15時19分 更新)

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