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米AP通信、オープンAIと提携 過去記事を提供、報道活用検討

 【ニューヨーク共同】米AP通信は13日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発したオープンAIと提携すると発表した。過去の記事をデータ学習用にオープンAIに提供し、一方で生成AIの報道への活用方法を検討する。

 チャットGPTはインターネット上の大量の文章データから学習しており、著作権侵害に当たる可能性が指摘されている。国際的なルール作りが必要との声も高まっており、オープンAIは報道機関との提携によって懸念を払拭する狙いとみられる。

 APは、現状では生成AIは記事作成に使用していないが、「オープンAIの技術と専門知識を活用する」としている。

(2023年07月14日 09時51分 更新)

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