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岡山、倉敷巡り特産品当てよう 観光推進協がスタンプラリー

まちあるきスタンプラリーの専用サイトの画面
まちあるきスタンプラリーの専用サイトの画面
 岡山、倉敷市などでつくる「岡山・倉敷」観光推進協議会は15日、両市の観光スポットや飲食店を巡ると抽選で特産品が当たる「ことりっぷ岡山・倉敷 まちあるきスタンプラリー」を始める。旅行の機会が増える夏休みシーズンに合わせ、新幹線や高速道路でのアクセスが便利な関西圏からを中心に観光客の誘致を目指す。9月18日まで。

 岡山市の岡山城や後楽園、倉敷市の大原美術館、美観地区内の飲食店といった44施設・店舗が対象。スマートフォンがあれば誰でも無料で参加できる。専用サイトにアクセスし、利用した施設や店舗に設置されたQRコードをカメラで読み取るとスタンプがもらえる仕組みだ。

 スタンプを10個集めれば県産ブドウの詰め合わせか、スイーツの人気イベント「倉敷アフタヌーンティー」のペアチケットを各2人にプレゼント。スタンプ5個では県産フルーツを使った酒のセットなど(10人)、スタンプ3個ではオリジナルマスキングテープ(20人)を贈る。

 スタンプラリーは、昨夏の大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」の後継となる「おかやま夏旅キャンペーン」に合わせて企画した。観光ガイドブック「ことりっぷ」を発行する昭文社(東京)に業務を委託。開催に当たり、参加施設・店舗を紹介することりっぷの小冊子「倉敷・岡山さんぽ」を刷新し、県内外の観光施設などで無料配布する。

 7月15~31日には、JR大阪駅直結の商業施設でスタンプラリーへの参加を呼びかける観光PRブースを設ける。観光推進協議会の事務局を置く岡山市プロモーション・MICE推進課は「2市の魅力を体感してもらう契機にしたい」としている。

(2023年07月14日 13時13分 更新)

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