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北日本から西日本、雷雨の恐れ 日本海側、土砂災害警戒

 再び降った大雨の影響で水たまりができた、福岡県久留米市田主丸町の土石流現場=12日午後1時2分
 再び降った大雨の影響で水たまりができた、福岡県久留米市田主丸町の土石流現場=12日午後1時2分
 梅雨前線や寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に13日にかけ、雷を伴う非常に激しい雨が降る所があるとして、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけた。九州北部はこれまでの大雨で地盤の緩んでいる場所があり、少しの雨でも危険度が高まる恐れがある。

 西日本から東日本に停滞する前線に暖かく湿った空気が流入し、上空約5500メートルには氷点下6度以下の寒気が流れ込むため、広い範囲で大気の非常に不安定な状態が続く。前線は北上して15~16日ごろ北日本に停滞する見通しで、北陸で15日にかけて、東北で15~16日ごろにかけて大雨となる可能性がある。

(2023年07月12日 18時24分 更新)

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