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特別支援学校、都で公式戦初出場 連合チームで、高校野球

 全国高校野球選手権の西東京大会に、連合チームで出場した青鳥特別支援学校の選手(右端と中央の3人)ら=10日、東京都八王子市
 全国高校野球選手権の西東京大会に、連合チームで出場した青鳥特別支援学校の選手(右端と中央の3人)ら=10日、東京都八王子市
 5月に東京都高校野球連盟への加盟を認められた青鳥特別支援学校(青鳥)が10日、松蔭大松蔭、深沢と連合チームを組んで公式戦に出場した。特別支援学校の出場例は鹿児島県などであるが、東京都では初。全国高校選手権大会につながる西東京大会初戦で松原と対戦し、打撃戦の末に19―23で敗れた。

 二回まで2―10とされても諦めず、三回は青鳥の2年生、首藤理仁が四球を選んで好機を広げた。この回大量10点を挙げ、一時は逆転。「7番・右翼」で出場した首藤は「先発で出られてびっくりした。楽しかった」と笑顔で語った。

 青鳥の久保田浩司監督は「素晴らしい舞台を踏ませていただき感謝している」と語った。

(2023年07月10日 20時28分 更新)

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