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教団への賠償請求、計35億円に 被害対策弁護団の集団交渉

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に取り組む全国統一教会被害対策弁護団は6日、新たに2世信者を含む元信者ら10人分について計約9億円の賠償を請求する文書を教団に送り、集団交渉を申し入れたと発表した。これまでの分も含め請求総額は31都道府県の109人分、約35億円となった。2世信者の被害に関する請求は初めてという。

 弁護団によると、2世信者は中部地方に住む30代女性で、両親が信者で未成年の頃から教団の教義を教え込まれたという。また合同結婚式を経て結婚した相手からドメスティックバイオレンス(DV)を受けたとしており、慰謝料1千万円を請求した。

(2023年07月06日 18時57分 更新)

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