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西日本豪雨 復興への決意新た 6日に倉敷、総社市が追悼式

 西日本豪雨で大きな被害を受けた倉敷、総社市で6日、市主催の追悼式がそれぞれ営まれる。新型コロナウイルスの5類移行を踏まえ、いずれも参列者の規模を拡大。犠牲者への祈りを捧げ、復興への決意を新たにする。

 災害関連死23人を含め75人が亡くなった倉敷市は、マービーふれあいセンター(同市真備町箭田)で午前10時から実施する。参列者は昨年までの60人程度から約210人になる見込み。黙とうの後、伊東香織市長が式辞を述べ、遺族、住民代表があいさつする。献花と記帳は、6日が式典終了から午後7時まで同センターで、7日は午前8時半から午後7時まで市真備支所(同所)で受け付ける。

 総社市は午後1時から、市民会館(同市中央)で式典を行う。出席者は昨年の約2倍の300人になるとみられ、関連死8人を含む犠牲者12人に黙とう。片岡聡一市長が追悼の言葉を述べた後、復興の歩みを動画で振り返り、復旧に尽力した自治体に感謝状を贈る。

(2023年07月05日 19時58分 更新)

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