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防災意識向上へ 豪雨の教訓議論 岡山で30日、県民防災シンポ

岡山県庁
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 西日本豪雨から5年の節目に合わせ、岡山県は30日、「おかやま県民防災シンポジウム」(山陽新聞社共催)を岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで開く。被災住民や専門家らが豪雨の教訓を話し合い、防災意識の向上につなげる。

 パネルディスカッションでは、大規模浸水と工場爆発に見舞われた総社市下原・砂古地区の川田一馬自主防災組織副本部長、世帯の7割が浸水被害に遭った倉敷市真備町服部地区の中尾研一まちづくり推進協議会顧問ら4人が登壇。木村玲欧・兵庫県立大教授を進行役に被災経験を振り返り、教訓をどう生かすかを議論する。

 基調講演では洪水・土砂災害をテーマに静岡大防災総合センターの牛山素行教授が話すほか、浸水や土砂崩れを仮想現実(VR)技術で疑似体験できるコーナーなども設ける。

 県危機管理課は「災害への危機意識を高める機会にしてほしい」としている。

 午後1時~3時半。先着150人。県ホームーページなどから申し込む。問い合わせは山陽新聞社広告本部(086―803―8182)。

(2023年07月05日 18時36分 更新)

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