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MBSラジオが委員会設置、大阪 朝鮮学校への問題発言受け

 MBSラジオ(大阪市)の番組で経済評論家が朝鮮学校を「スパイ養成的なところもあった」と発言した問題を受け、同社が各番組の放送内容を定期的に検証する内部機関「番組向上委員会」を7月に設置したことが5日、分かった。

 同社によると、コンプライアンス担当の役員と社員ら計12人で構成し、2カ月に1回のペースで開催。放送基準にのっとるだけでは対応できない問題を把握して議論し、適切な表現を採るための対処法を示すという。

 問題の発言は、2月21日の「上泉雄一のええなぁ!」の生放送中に上念司氏が言及したもの。在日本朝鮮人人権協会の傘下団体が抗議し、上念氏は3月にコメンテーターを降板した。

(2023年07月05日 12時37分 更新)

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