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ガバナンス確立へ体制構築 25年世界陸上の運営組織

 取材対応する「東京2025世界陸上財団」の尾県貢会長(左)と武市敬事務総長=4日、東京都内
 取材対応する「東京2025世界陸上財団」の尾県貢会長(左)と武市敬事務総長=4日、東京都内
 再来年9月に東京・国立競技場を主会場に開催される世界陸上選手権の運営組織「東京2025世界陸上財団」が4日に設立されて東京都内で第1回理事会を開き、ガバナンス(統治)確立に向けて厳しい体制を敷くことを決めた。

 東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件を踏まえて第三者審査委員会を設置し、ガバナンスに関わる事案の適正性を点検。専任代理店契約を結ばないことも決定した。他にコンプライアンス委員会や監査室を置く。この日就任の武市敬事務総長は「ここまでのチェック体制を構築した組織はなかなかない」とした。

 会長は既に尾県貢氏で決定。副会長に東京都の潮田勉副知事を選んだ。

(2023年07月04日 20時14分 更新)

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