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大雨で1人死亡、2人安否不明 九州と山口、当面警戒必要

 住宅が流された土砂崩れ現場=1日午前、大分県由布市(県提供)
 住宅が流された土砂崩れ現場=1日午前、大分県由布市(県提供)
 活発化した梅雨前線の影響で、記録的な大雨となった九州と山口県では1日、土砂災害などの被害が相次いだ。山口市で流された車の中から見つかった男性が死亡。大分県由布市では土砂崩れで住宅が流され、山口県美祢市では車が水没し、計2人の安否が不明となった。

 気象庁によると、前線の活動はいったん弱まり、大雨のピークは過ぎるが、その後も九州付近に前線が停滞するため、当面警報級の雨となる可能性がある。既に地盤が緩んでいる地域や増水している河川もあり、警戒が必要だとしている。

 2日午後6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、九州南部100ミリ、近畿90ミリ、関東甲信と東海80ミリ。

(2023年07月01日 18時43分 更新)

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