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岡山県内で大雨、JR運休や減便 地方気象台「引き続き警戒して」

JR西日本中国統括本部
JR西日本中国統括本部
 梅雨前線の活動が活発になり、岡山県内では1日朝にかけ、大雨に見舞われた。総社市では自転車道が通行止めとなり、JRは一部路線が始発から運休が発生。1日の1時間降水量は多い所で30ミリと予想され、岡山地方気象台が引き続き警戒を呼びかけている。

 同気象台によると、6月29日朝の降り始めから1日午前5時までの雨量は新見市千屋91ミリ、鏡野町富78・5ミリなど。1日未明の1時間雨量は矢掛町28・5ミリ、岡山市中心部27ミリ、倉敷市22ミリとなるなど南部を中心に強い雨を観測した。

 新見市によると、同市菅生の県道千屋大佐線で土砂崩れがあり、30日夜から全面通行止めになっている。県によると、総社市では「吉備路自転車道」が冠水し、総社駅近くの400メートル区間が1日朝、一時通行止めになった。

 JRは伯備、津山、姫新、芸備、因美の各路線で始発から運転見合わせや減便を行っている。

 同気象台は、2日朝までの県内の雨量を南部、北部とも最大60ミリと予想。雨雲が発達すれば警報級の大雨になる恐れがあり、河川の増水や土砂災害へ警戒するよう促している。

(2023年07月01日 13時36分 更新)

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