希少な渡り鳥・ブッポウソウが国内有数の繁殖地の岡山県吉備中央町に飛来、観察シーズンを迎えた。町内の観察小屋には連日、県内外から愛好家が訪れ、青緑色の美しい姿をカメラに収めている。
観察小屋は保護活動に取り組む住民グループ「ブッポウソウ吉備中央町会」(綱島恭治会長)が町内4カ所に設置している。同町下土井の地蔵堂・横山様の東側にある最大規模の小屋は、鉄パイプの骨組みとスレート屋根の造り。鳥に気付かれにくいよう黒いシートで覆い、約40人が並んでカメラを構えられる。同小屋だけでもシーズン中に延べ約1500人が訪れるという。
28日も早朝から愛好家が訪れ、約40メートル離れた巣箱を出入りしたり周辺を飛んだりする様子を狙い、盛んにシャッターを切っていた。
初めて小屋を訪れた看護師の男性(24)=京都市=は「ほぼ確実にブッポウソウの姿が見られてありがたい。屋根もあり撮影しやすい」と話していた。
同会によると、町内には毎年約600羽が飛来し、約千羽のひなが巣立っていく。小屋は道の駅かもがわ円城(同町上田西)などにもあり、8月中旬まで利用できる。問い合わせは町協働推進課(0866―54―1301)。
観察小屋は保護活動に取り組む住民グループ「ブッポウソウ吉備中央町会」(綱島恭治会長)が町内4カ所に設置している。同町下土井の地蔵堂・横山様の東側にある最大規模の小屋は、鉄パイプの骨組みとスレート屋根の造り。鳥に気付かれにくいよう黒いシートで覆い、約40人が並んでカメラを構えられる。同小屋だけでもシーズン中に延べ約1500人が訪れるという。
28日も早朝から愛好家が訪れ、約40メートル離れた巣箱を出入りしたり周辺を飛んだりする様子を狙い、盛んにシャッターを切っていた。
初めて小屋を訪れた看護師の男性(24)=京都市=は「ほぼ確実にブッポウソウの姿が見られてありがたい。屋根もあり撮影しやすい」と話していた。
同会によると、町内には毎年約600羽が飛来し、約千羽のひなが巣立っていく。小屋は道の駅かもがわ円城(同町上田西)などにもあり、8月中旬まで利用できる。問い合わせは町協働推進課(0866―54―1301)。
(2023年06月30日 18時13分 更新)