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矢掛7小6年生が論語で合同授業 山部教育長が講師 かるたで交流も

論語かるたを通して交流を深める7小の児童
論語かるたを通して交流を深める7小の児童
 岡山県矢掛町立全7小の6年生97人は23日、儒教の祖・孔子らの言行をまとめた中国の古典「論語」を題材に合同授業に臨み、人のあるべき姿勢を学んだ。

 論語教育を手がける山部英之教育長が講師を務め、やかげ文化センター(同町矢掛)を会場に行った。教育長は孔子らが唱えた「仁」「義」など五つの徳目について説明。「己の欲せざる所、人に施すことなかれ」との一節では、児童と一緒に相手を思いやる心の大切さを考えた。

 この後は論語かるたで交流。学校を超えた混合グループに分かれて取り組み、児童は一節が読み上げられるたびに絵札に勢いよく手を伸ばしていた。

 川面小の児童(11)は「これからも論語をたくさん学びたい」、別の児童(11)は「新しい友だちもでき、楽しい授業だった」と話した。

(2023年06月30日 15時40分 更新)

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