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牛襲撃ヒグマ、今年初の被害 OSO18、被害66頭目か

 設置されたカメラに写った「OSO18」とみられるヒグマ=2019年8月、北海道標茶町(同町提供)
 設置されたカメラに写った「OSO18」とみられるヒグマ=2019年8月、北海道標茶町(同町提供)
 北海道標茶町の牧場で24日朝、放牧中の乳牛1頭が死んでいるのが見つかり、北海道釧路総合振興局は28日、近くにあった体毛をDNA型鑑定した結果、周辺で牛への襲撃を繰り返しているヒグマ「OSO(オソ)18」のものと確認したと明らかにした。今年初の被害としている。オソ18は2019年夏から放牧中の牛を狙うようになり、今回で襲ったのは66頭目とみられる。

 担当者によると、乳牛は牧草地近くの茂みで死んでいるのが見つかり、肩や背中が食べられた状態だった。オソ18は一度襲った牛に執着する可能性があり、牛を放置し、戻ってきたところでの捕獲を目指す。

(2023年06月29日 00時27分 更新)

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