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増田豆富店が創作料理カフェ 岡山ガーデン内 2カ所目の直営店

カフェで提供する「takatsukiプレート」
カフェで提供する「takatsukiプレート」
増田豆富店が岡山ガーデン内にオープンしたカフェ
増田豆富店が岡山ガーデン内にオープンしたカフェ
 増田豆富店(岡山市中区高屋)は、自社製の豆腐を使った創作料理を提供するカフェ「takatsuki(たかつき)」を同市東区寺山の複合施設・岡山ガーデン内にオープンした。2カ所目の直営飲食店で、事業拡大を図る狙い。

 同施設にあるかやぶきの古民家(約150平方メートル)を賃借。豆腐と鶏肉のつくね、豆乳入りのだし巻き卵など7品の盛り合わせに雑穀米や汁物などが付く「takatsukiプレート」(1980円)、厚揚げに自家製の辛みそなどをトッピングした「厚揚げ八種盛りセット」(同)などを提供する。

 豆腐は岡山県産の大豆を原料に、おからが出ない製法で作っており、食物繊維やイソフラボンなどの栄養を多く含むという。店名は「豆」の訓読みの一つ「たかつき」から取り、4月に開業した。営業は午前11時~午後4時。月曜定休。

 増田豆富店は2020年に豆腐料理1号店「御豆処(おまめどころ)〼(ます)」(同市北区田町)を出したほか、きび団子製造の山脇山月堂(同市中区桑野)と協業し、同社が21年から市内に展開するカフェ「豆と餅」に豆腐を提供し、メニューも提案。大豆や燃料価格が高騰する中、経営安定のため事業を多角化している。増田亮治社長は「飲食店を通じて自社製品の価値を高めたい」と話している。

 問い合わせはtakatsuki(086―297―8678)。

(2023年06月28日 16時11分 更新)

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