山陽新聞デジタル|さんデジ

旅の思い出にタコメールいかが 倉敷の企業、干だこ袋入りで郵送

信和が販売している「干たこ」。ポストに直接投函できる
信和が販売している「干たこ」。ポストに直接投函できる
ポストに投かんできる「干たこ」(右下)。つり下げられているのが干だこのサンプル
ポストに投かんできる「干たこ」(右下)。つり下げられているのが干だこのサンプル
 旅の思い出に“タコメール”を―。水産物製造卸販売の信和(倉敷市下津井)は、地元を代表する海産加工品の干(ひ)だこを袋入りのまま郵送できる商品を販売している。

 みりん風味の5枚が入った「干たこ」(約90グラム、1080円)は下津井産のマダコの不漁が続く中、ベトナム産のイイダコを使用した。フライパンで軽くあぶって食べるのがお薦めという。商品の愛称は「多幸(たこ)メール」。

 袋は縦27センチ、横16・5センチと定形外郵便物扱いとなる大きさで、宛先やメッセージを記入した専用シールと切手(140円)を貼れば投函(とうかん)できる。下津井郵便局(同所)の窓口に持ち込むと、瀬戸大橋やタコつぼがデザインされた風景印を押してもらえる。

 観光施設・むかし下津井回船問屋(同所)にある店舗などで取り扱う。休日などは同社が下津井郵便局への持ち込みを代行する。

 篠原義彦社長は「インパクトがあると思うので、旅の思い出のほか、暑中見舞いなどで家族や知人に送ってもらいたい」と話している。問い合わせは同社(086―479―9825)。

(2023年06月26日 16時11分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ