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大阪北部地震5年、犠牲女児悼む ブロック塀倒壊の小学校

 大阪府北部地震から5年となり、高槻市立寿栄小前で黙とうし報道陣の取材に応じる浜田剛史市長(右)ら=18日午前
 大阪府北部地震から5年となり、高槻市立寿栄小前で黙とうし報道陣の取材に応じる浜田剛史市長(右)ら=18日午前
 最大震度6弱の揺れを観測し、関連死を含めて6人が死亡した大阪府北部地震から18日で5年となった。登校中だった小学4年三宅璃奈さん=当時(9)=が倒れたブロック塀の下敷きになって死亡した同府高槻市立寿栄小では、浜田剛史市長や松山健次校長らが地震発生時刻の午前7時58分に合わせて黙とうし、学校や通学路での安全確保をあらためて誓った。

 正門前に献花台が設けられ、浜田市長は当時ブロック塀が倒れた現場に向かって一礼して花を手向けた。「防災に終わりはない。今後も強靱なまちづくりを進めていきたい」と決意を語った。

 高槻市によると、市内の小中学校にあるブロック塀全ての撤去を完了した。

(2023年06月18日 15時48分 更新)

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