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大谷、球団史上最速150本塁打 637試合目、トラウト上回る

 米大リーグ、ロイヤルズ戦の7回、メジャー通算150号本塁打となる23号ソロを放ち、祝福されるエンゼルスの大谷翔平=17日、カンザスシティー(共同)
 米大リーグ、ロイヤルズ戦の7回、メジャー通算150号本塁打となる23号ソロを放ち、祝福されるエンゼルスの大谷翔平=17日、カンザスシティー(共同)
 ロイヤルズ戦の7回、メジャー通算150本塁打となる23号ソロを放つエンゼルス・大谷=カンザスシティー(共同)
 ロイヤルズ戦の7回、メジャー通算150本塁打となる23号ソロを放つエンゼルス・大谷=カンザスシティー(共同)
 軽々と中堅フェンスを越えた23号ソロで、エンゼルスの選手では最速となる637試合目(投手のみの出場を除く)での通算150本塁打に17日達した。同僚トラウトの701試合や日本勢最多175本塁打の松井秀の988試合を抜き、メジャー6年目で到達。大谷は「節目の数字を打てて良かった。明日、151号を打てるように頑張ります」とコメントした。

 七回の4打席目に捉えたのは初球のチェンジアップ。前の2打席は二ゴロと引っ張り気味だった打撃を修正し、沈む球の軌道にバットを合わせた。トラウトは「本当にすごい。打席に入るたびに、柵越えを放つチャンスがある」とうなった。

 ここ9試合で7本塁打とア・リーグ本塁打王争いで独走態勢に入り、56打点もトップに並んだ。3割ちょうどの打率は首位と1分6厘差の6位で、三冠王の夢も膨らむ。

 ただチームは終盤に救援陣が崩れ、6点差を追い付かれた。勝ち越した直後の九回に逆転サヨナラ負けと、下位のロイヤルズ相手に手痛い黒星となった。

(2023年06月18日 14時05分 更新)

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