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ニデック「空飛ぶクルマ」参入 部品事業、航空大手と合弁会社

 ブラジルの航空機大手エンブラエルの企業ロゴ=2018年2月(ロイター=共同)
 ブラジルの航空機大手エンブラエルの企業ロゴ=2018年2月(ロイター=共同)
 モーター大手のニデック(旧日本電産)は18日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶクルマ」の部品事業に参入すると発表した。ブラジルの航空機大手エンブラエルと合弁会社を設立し、駆動システムを生産する。空飛ぶクルマは普及に向けて世界各地の航空機大手やベンチャー企業が開発にしのぎを削っている。ニデックは新たな事業の柱に育てたい考えだ。

 9月にも米国に合弁会社「ニデック・エアロスペース」を設立する。ニデックが51%、エンブラエルが49%を出資する。出資額は明らかにしていない。新会社は垂直に離着陸できる空飛ぶクルマ向けの駆動システムを開発、生産する。

(2023年06月18日 11時51分 更新)

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