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NY株反落、108ドル安 利上げ長期化に警戒

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比108・94ドル安の3万4299・12ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化するとの見方が再燃し、景気の先行きへの警戒感から売り注文が優勢となった。

 リッチモンド連邦準備銀行のバーキン総裁がこの日、米国のインフレが鈍化しない場合はFRBが金融引き締めに「一段と取り組むことに気兼ねはない」と表明。投資家の間で利上げ終了が近づいているとの楽観論が後退し、売りを促した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日ぶりに反落し、93・25ポイント安の1万3689・57。

(2023年06月17日 06時04分 更新)

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