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霧島、長野の荒汐部屋合宿に合流 大関初稽古、地位の自覚も

 荒汐部屋の合宿に合流し、大関昇進後初めての稽古を行った霧島(手前左)。奥は若元春=長野県下諏訪町
 荒汐部屋の合宿に合流し、大関昇進後初めての稽古を行った霧島(手前左)。奥は若元春=長野県下諏訪町
 大相撲の新大関霧島(陸奥部屋)が16日、長野県下諏訪町での荒汐部屋合宿に合流し、昇進後初めて稽古を行った。14日に故郷のモンゴルから戻ったばかりで「あまり焦らずにやっていく。しっかり体をつくりたい」と話す。名古屋場所(7月9日初日・ドルフィンズアリーナ)に向け、最終日の19日まで参加する。

 稽古場のある地元小学校に姿を現すと、約200人の見物人から驚きの声が上がった。四股やすり足で汗を流し、幕下以下に9戦全勝。「霧島」のしこ名で初めてサインするなどファンサービスもし「いろいろなお客さんに来てもらいたい。元気をもらい、みんないい稽古ができる」と看板力士の自覚を漂わせた。

(2023年06月16日 19時25分 更新)

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