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再十両紫雷に化粧まわし 母校贈呈、ようやく披露

 母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈呈された紫雷=14日、さいたま市
 母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈呈された紫雷=14日、さいたま市
 大相撲名古屋場所(7月9日初日・ドルフィンズアリーナ)で再十両の紫雷(木瀬部屋)が14日、母校の埼玉栄高(さいたま市)で化粧まわしを贈呈された。新十両だった昨年初場所前に完成していたが、自身の不祥事による全休でお蔵入りだった。ようやく披露でき「この化粧まわしを締められることに感謝して、精いっぱい闘いたい」と決意を新たにした。

 濃いオレンジ色を基調とした化粧まわしは、約1年半前から部屋で保管。一度しか見ておらず「次に見るのは着ける時」と関取復帰の原動力にしてきた。「うれしい気持ちもあるが、また一段階上の厳しい環境になる。15日間、全部勝つつもりでいく」と意気込んだ。

(2023年06月14日 18時31分 更新)

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