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ウッチャン、故郷を映画に 熊本豪雨からの復興記録

 自身が監督を務めた映画「夏空ダンス」について説明する内村光良さん=14日午後、熊本県人吉市
 自身が監督を務めた映画「夏空ダンス」について説明する内村光良さん=14日午後、熊本県人吉市
 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さん(58)が14日、2020年7月の豪雨で被害に遭った故郷の熊本県人吉市を舞台にし、監督を務めた映画「夏空ダンス」の上映開始を前に、市役所で松岡隼人市長に制作を報告した。内村さんは取材に「復興途中で変わっていく街の景色を映像として記録できた」と作品の意義を語った。

 映画は30日公開。豪雨の爪痕が残る市内で暮らす女子高校生が、ダンスに打ち込む姿を描いた。内村さんは脚本も手がけ、市役所に勤める高校生の父親役として出演。22年夏に撮影され、約600人の市民がエキストラとして参加した。

(2023年06月14日 17時35分 更新)

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