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福岡ベンチャー衛星打ち上げ成功 米宇宙軍基地から、QPS研究所

 小型「SAR衛星」などを搭載し、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられるスペースXのファルコン9ロケット=12日(同社提供)
 小型「SAR衛星」などを搭載し、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられるスペースXのファルコン9ロケット=12日(同社提供)
 宇宙ベンチャー企業QPS研究所が開発した小型「SAR衛星」のイメージ(同研究所提供)
 宇宙ベンチャー企業QPS研究所が開発した小型「SAR衛星」のイメージ(同研究所提供)
 宇宙ベンチャー企業QPS研究所の小型「SAR衛星」を搭載したスペースXのファルコン9ロケット(スペースX提供)
 宇宙ベンチャー企業QPS研究所の小型「SAR衛星」を搭載したスペースXのファルコン9ロケット(スペースX提供)
 福岡市の宇宙開発ベンチャー企業、QPS研究所は13日(米国時間12日)、小型人工衛星の打ち上げに成功した。米スペースXのファルコン9ロケットを使い、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げ。約1時間20分後に予定していた軌道に投入した。2025年以降に36機による衛星網の構築を目指しており、1機目となる。

 打ち上げがライブ配信された福岡市のパブリックビューイング会場ではQPS社員のほか、衛星の製造に携わった地元企業の関係者25人ほどが固唾をのんで見守った。軌道投入後には拍手や歓声が上がった。QPSの大西俊輔社長は「36分の1機でここからがスタート」と語った。

(2023年06月13日 11時05分 更新)

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