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標識設置ミス、誤って36人摘発 謝罪し反則金返還、茨城県警

 茨城県警本部
 茨城県警本部
 茨城県警は9日、横断歩道標識の設置に不備がある道路で、車を運転していた計36人を、交通違反として誤って摘発していたと発表した。全員に謝罪し、違反点数の取り消しや反則金など計約33万円の返還を行うとしている。不備があった横断歩道には正しく標識を設置し、同様の箇所がほかにもないか調べる。

 県警によると、県内の交差点の横断歩道など少なくとも29カ所で、標識の数が足りておらず、車が進入する向きによっては標識を認識できない状態だった。それにもかかわらず、正しく設置されている前提で、歩行者の横断を妨害したとして摘発していた。

 県警は「適正な設置、管理を徹底する」とコメントした。

(2023年06月09日 18時17分 更新)

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