岡山県は9日、事業者の看板やポスターといった屋外広告物の設置許可手続きに関し、美作県民局の男性副参事(54)が申請を放置するなど65件の不適切な事務処理を重ねていたと発表した。県は地方公務員法に基づき副参事の懲戒処分を検討している。
同県民局によると、副参事は2020年5月以降、県の内規で申請の受理から原則10日間以内に処理しなければいけないにもかかわらず、そのまま放置したり、最大で8カ月遅れて対応したりしていた。上司の決裁を得ずに許可書を交付したケースもあった。
今年2月に事業者の指摘で発覚。副参事は「別の業務もあって後回しにしていた」などと説明したという。
県は申請が放置された事業者に再度書類の提出を依頼するなどして対応する方針。同県民局は「2人体制での対応を徹底するなど再発防止に取り組む」としている。
同県民局によると、副参事は2020年5月以降、県の内規で申請の受理から原則10日間以内に処理しなければいけないにもかかわらず、そのまま放置したり、最大で8カ月遅れて対応したりしていた。上司の決裁を得ずに許可書を交付したケースもあった。
今年2月に事業者の指摘で発覚。副参事は「別の業務もあって後回しにしていた」などと説明したという。
県は申請が放置された事業者に再度書類の提出を依頼するなどして対応する方針。同県民局は「2人体制での対応を徹底するなど再発防止に取り組む」としている。
(2023年06月09日 12時04分 更新)