倉敷市のマスカットスタジアムで７月２８日に行われるプロ野球ウエスタン・リーグ公式戦「ダイワハウススペシャル　阪神―広島」（阪神タイガース、山陽新聞社主催）の前売り入場券の販売が９日、岡山市内のプレイガイドなどで始まった。

　岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールでは、午前９時の販売開始前から熱烈なファンが列をつくり、目当ての席を購入。大の虎党という主婦（７１）＝浅口市＝は「若い選手のはつらつとしたプレーに期待しています。（今季から指揮を執る阪神の）和田豊監督の顔が見られるのも楽しみ」と話した。

　昨季同リーグ２連覇を果たした阪神は、開花が待たれるスラッガー井上広大のほか、投打にアピールを続ける高卒新人の門別啓人と井坪陽生ら有望株が多い。対する広島も育成ドラフトで入団し支配下選手登録を勝ち取ったばかりの大卒ルーキー中村貴浩や、ドラフト１位右腕の斉藤優汰ら若手に期待がかかる。

　プレーボールは午後６時。前売り券は山陽新聞社サービスセンター、岡山、倉敷市内の主なスポーツ店、プレイガイド、山陽新聞販売所、チケットぴあ、コンビニエンスストアなどで販売する。問い合わせは山陽新聞社事業本部（０８６―８０３―８０１５）。